60代女性「口の中の上の部分が盛り上がっている」
静脈内鎮静法を使い外科手術で膨らんだ骨を取り除いた症例

ご相談内容

「口の中の上の部分が盛り上がっていて、のどに違和感があり、飲み込みづらい。
健康診断で、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあると言われた」とご相談をいただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、お口の中の天井部分にある骨である「 硬口蓋（こうこうがい）」が盛り上がっている「口蓋隆起」で、 お口の中やのどの違和感や、飲み込みづらいという症状が出ていました。
また、お口の中において舌を収めるスペースが狭くなっているため、睡眠時に舌がのどに落ちて気道をふさいでしまい、無呼吸になっている可能性がありました。
そのため、口蓋隆起を取り除く手術で症状を改善できると診断しました。
また、患者様にお話を伺ったところ、「手術が怖いのでなるべく痛みが少ない治療方法がいい」とご希望されました。

行ったご提案・治療内容

患者様のご希望と体への負担を減らした手術として、意識がありながらリラックスした状態になる麻酔「静脈内鎮静法」を使って、膨らんだ骨を取り除く「口蓋隆起除去術」をご提案したところ、ご了承をいただきました。

術後の経過・現在のご様子

盛り上がっていた骨がなくなり、硬口蓋が正常な形になりました。傷跡もきれいに縫合できています。
患者様からも「のどの違和感がなくなった。睡眠時無呼吸症候群も改善した」と喜んでいただきました。

この治療のリスクについて

• 口蓋隆起除去術により、鼻腔底（下鼻道）に穴が開いてしまう場合があります。

治療内容

年齢・性別：60代女性
診療種別：自由診療
治療期間の目安：約2ヶ月間
治療費総額の目安：約170,000 円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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治療前

治療中

治療後

その他