医療費控除について
歯科における医療費控除とは
医療費控除とは、家族で合計10万円以上の治療費がかかった場合、確定申告を行うことで税金の一部が戻ってくる制度です。
歯科では、治療目的となる施術が対象となりますので、むし歯治療やインプラント、小児矯正などが対象となり、美容目的の施術は対象外となります。
申請の際はお支払いの領収書が必要になりますので、大切に保管しておいてください。
実例
医療費控除の例
ある患者様の歯科治療に年間50万円かかった場合は、医療費控除額は、計算より
50万円ー10万円=40万円となります。
年間の課税される所得金額が600万円の場合、40万円×30%=12万円分の税金が免除されます。
つまり、実質治療に要する費用は
50万円(治療費)ー12万円(免除分)=38万円(実質的治療費)
で済むことになります。