10代女性「親知らずに違和感がある。矯正歯科で抜歯を勧められた」
リラックスした状態になる静脈内鎮静法を使い4本同時に抜いた症例

ご相談内容

「親知らずに違和感がある。矯正歯科で抜歯を勧められた」とご相談をいただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、親知らず（第3大臼歯／8番）が、上下左右合わせて4本生えていました。
それぞれ噛み合っておらず、歯や歯ぐき、神経などの周辺組織を圧迫していたため、患者様も不快感を感じていました。
お話しを伺うと、「矯正治療のために訪れた矯正専門の歯科医院で、親知らずを抜いた方がいいと言われた。なるべく痛みが少ない方法で抜いてほしい」とご希望でした。

行ったご提案・治療内容

このまま親知らずを放置すると、さらに周辺の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼすこと、今後の矯正治療にも妨げになる可能性があることをご説明し、4本すべて抜くことをご提案したところ、ご了承をいただきました。
患者様のお体へのご負担を考慮し、意識がありながらリラックスした状態になる麻酔「静脈内鎮静法」を使った無痛治療で、親知らずを4本同時に抜きました。

術後の経過・現在のご様子

「親知らずを同時に抜くことができてうれしい。手術時の痛みも軽かった」と患者様にご満足いただけました。

この治療のリスクについて

• 上の親知らずは上顎洞という頬骨の内側部分と近く、歯を抜く時に上顎洞と歯の境目の骨が欠けると、口腔内と上顎洞がつながってしまう「上顎洞穿孔（じょうがくどうせんこう）」が起こる場合があります。
• 親知らずを抜く時に、神経を損傷してしまう場合があります。

治療内容

年齢・性別：10代女性
診療種別：自由診療
治療期間の目安：約1ヶ月
治療費総額の目安：約150,000円

※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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治療前

治療後